特産品を知る

きゅうり

旬な時期/5月~8月頃

福島県は全国で第4位のきゅうりの生産地です。きゅうりは約95%が水分で出来ていて、ほてった体を冷やす効果があり、夏場にぴったりの食材です。JAふくしま未来管内では露地栽培を中心に、一部地域では大型ハウスの利用により5作型(加温、無加温、露地、雨除け、抑制)の栽培を行い、2~11月までの長期間出荷も可能にしています。春先のピークは5月、夏秋のピークは8~9月となっています。

きゅうりのヒミツ

・インドでは3000年以上前から栽培。西アジアでも紀元前に定着。欧州には14世紀ころに伝わった。日本へは10世紀ころ渡来。栽培が盛んになったのは江戸時代後期から。

・「黄瓜」が語源という説がある。完熟すると皮が黄色くなる。また、昔の日本では黄色く熟したキュウリを食用にしていた。

・通年出回るが、本来の旬は夏。露地栽培の方がハウス栽培より多くのビタミンCを含んでいる。

・キュウリの系統
白いぼ系/黒いぼ系…黒いぼ系は皮が堅めで少し苦味がある。現在は栽培量が少ない。
ブルーム/ブルームレス…ブルーム(果粉)とは、キュウリ自体が身を守るために自然生成するもの。表皮に付く、細かく白い粉のことを言う。

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