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農家との情報交換・共有図る  担い手渉外担当者出発!

2018.03.25

 JAでは、組合員の農業所得向上と認定農業者や中核的担い手農家とのつながり、販売・購買と農業融資・共済の取り組み強化を目指し、各地区本部に担い手渉外担当者を設置し巡回訪問活動に取り組んでいます。担い手渉外担当者の平成30年度出発式を3月20日、福島市のJA福島ビルで開き、JA各連合会や当JA担い手渉外担当者など関係者ら45人が出席しました。

 菅野孝志組合長が「農家の皆さんがJAに寄せる期待にしっかりと応えられるよう、農家の皆さんとの対話を大切にしながら要望に沿った的確な提案をし、結果的に新しい産地作りや農業所得の増大につなげていきたい」とあいさつ。JA福島中央会の橋本正典参事が「渉外担当者の皆さんの活発な巡回活動に期待しています」と激励しました。

 出発式では、昨年度の実績や活動内容を報告。各地区の代表者がそれぞれの地域の現状や、担い手農家からの要望に対する対応など主な活動内容を発表。出席した常勤役員から、巡回訪問の重要性や提案に対するアドバイスなど、エールが送られました。今年度の担い手渉外担当者は、ほぼ専任担当者による11人体制で、対象農家の経営改善計画を目的に、系統販売への誘導や補助事業、リース事業、農業振興事業への誘導のほか、生産資材供給の増大や農作業安全運動の推進と労災保険の啓蒙などの取り組みを進めます。

 安達地区農業振興課の渡辺尚職員が「農家の立場に立って、期待に応えられるよう、情報の交換・共有を図り、JAの力を結集したさまざまな提案を行って農家の所得向上に向けて全力で努力する」と力強く決意を表明しました。

 

        

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