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販売方針を共有 あんぽ柿共販推進会議

2017.12.05

 当JAは5日、平成29年度あんぽ柿共販推進会議を伊達市のみらいホールラブールで開きました。県や市場、JAなどから約80人が出席し、29年産あんぽ柿の販売方針を共有しました。
 完全復活に向けて着実に歩みを進めていく中で、震災前の80%の出荷量を目指していた昨年度は、生産者の高齢化などで最終的には75%程度にとどまっていました。一方で、震災による出荷停止から再開して5年目を迎える今年度は、伊達地区管内全域が加工再開モデル地区に指定され、前年以上の出荷が出来る体制づくりが進んでいます。また、加工時期に好天が続いていることや個包装のばら売り出荷が出来るようになったため、JAでは今年度、昨年を上回る990tの出荷を見込んでいます。
 推進会議ではあんぽ柿生産部会の宍戸里司部会長が「復活に向けて環境が整ってきたので、今年は震災前の90%の出荷量を目指し、安全・安心で美味しいあんぽ柿を作っていきたい」と話しました。また、担当者が原料柿の作柄状況や衛生管理方法について説明し、その後、販売対策や計画について協議しました。

 

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