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台湾の中高生が福島に理解深める

2017.11.07

 福島大学が事務局を担当するプロジェクト「地方創生イノベーションスクール2030東北クラスター」で、平成27年から震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題解決に取り組んできた福島市内の中高生23人が、今年、海外のパートナー中高生を対象とした、福島の魅力を伝える観光プランを作成しました。同プランは今月3日~6日にかけて実施され、参加した台湾の中高生は福島の歴史や文化、食について理解を深めました。
 同プロジェクトで、福島市内の中高生が観光プランを作成するのは今回が2回目。2年前の1回目は、国内の観光客に向けて中高生の目線で感じた福島の魅力を発信しました。今回はそれをより発展させ、福島の魅力を海外に発信する内容を企画・実施しました。
 前回のツアーに引き続き、今回も当JAの西部共選場の視察が工程に含まれました。ツアーの3日目に生徒や引率の先生など約40人が共選場を訪れ、人の手や機械によるりんごの選果作業を見学しながら、安全・安心の取り組みを理解しました。また、同日の夜の「お別れ会」では、福島地区農業振興課の高橋俊則係長がJAの取り組みを講演。参加者はJAが提供したりんごやりんごで作ったスイーツを食べながら、福島県の農産物の安全性や美味しさを再確認しました。
 ツアーに参加した台湾の高校生は「台湾ではりんごは珍しいので、畑に感動した。共選場の機械も面白かった」と話していました。

 

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