ＪＡグループ和牛繁殖飼育者協議会とＪＡ全農福島が１日に開いた第２７回ＪＡグループ和牛育成管理共進会で、当ＪＡの佐藤真由美さんが出品した「たかこ号」がグランドチャンピオンに輝きました。さらに当ＪＡは団体賞も受賞しました。

　同共進会は和牛繁殖技術の向上が目的で、今回は県内５ＪＡから５０頭が出品されました。当ＪＡは９月に開いた共進会で選抜した１２頭を出品しました。

　審査は福島県農業総合センター畜産研究所の志賀美子所長ら３人が審査員を務め、一列に並べられた出品牛を全国和牛登録協会の定める審査基準に基づいて、１頭１頭審査しました。

　審査の結果、当ＪＡは全５区分のうち３区分で優等賞を獲得。第２区（１４ヵ月以上１７ヵ月未満）では大谷通泰さんが出品した「えつこ号」、第３区（１７ヵ月以上２０ヵ月未満）では佐藤さんの「たかこ号」、第４区（２０ヵ月以上２３ヵ月未満）では斎藤正剛さんが出品した「ゆりこ号」が優等賞を受賞。グランドチャンピオンに輝いた「たかこ号」は体積が豊かで顔や体の品位が特に優れていたことが評価されました。

　佐藤さんは「みなさんの協力のおかげで受賞することができた」と話していました。