福島大学経済経営学類小山良太ゼミナールが取り組む「おかわり農園」プロジェクトで１０日、稲刈りを行いました。手刈りとコンバインで作業を行い、５４０㎏のコシヒカリを収穫しました。
　「おかわり農園」プロジェクトは平成２６年から始まりました。大学がある福島市松川町の水田１２aで、学生による米づくりを行い、その様子を多方面で発信することで福島県産米のブランドや価格向上を目指しています。今年も、地元の松川アグリ農産の協力のもと、４月の土づくりから５月の田植え、６～８月にかけての生育調査を行い、今回、待ちに待った収穫の日を迎えました。
　稲刈りにはゼミナールの２～４年生２４人が参加。開会式で菊地悠太ゼミ長が「自分たちが見守ってきた稲を刈れるのは幸せ。全力で稲刈りをしたいと思う」と意気込みを述べました。学生達は松川アグリ農産の丹治紀市取締役社長や福島大学の藤澤弥榮先生の指導にアドバイスを受けながら、約３aを手刈りした後、コンバインでの刈り取りにも挑戦しました。
　今回収穫した米は今後、大学内の食堂で提供される他、１１月に開催される「ふくしまかわまた米コンテスト」に出品を予定しています。