そうま地区では特産のカボチャ「黄色いハート」が出荷最盛期を迎えています。今年の生育は定植の遅れや干ばつの影響で７日ほど遅れていますが、品質は良好。当ＪＡでは今年８１．７ｔの出荷を見込んでいます。

　「黄色いハート」はホクホクとした果肉が特長の「九重栗」という品種です。切り口がハート型になることからＪＡ全農福島が平成１４年に「黄色いハート」と商標登録しました。同地区では２３戸の農家が約７．５haを作付けています。ＪＡでは県内を中心に出荷しています。

　南相馬市で「黄色いハート」を１．４ha栽培する半谷勝彦さん、妻の真知子さん、後継者の勝範さんの３人は２４日、色や形、傷の有無を調べながら選別した「黄色いハート」を段ボール箱に詰める作業に追われていました。

　勝彦さんは「昨年よりも良く仕上がっている。多くの方に味わってもらえるように出荷を頑張りたい」と話していました。