当ＪＡ福島地区本部は１４日、生け花を通じ花と触れ合うことで、命の大切さや優しい心などを育む花育の授業を福島市立蓬莱小学校で開きました。６年生５３人が、管内で生産された「ダリア」を使い生け花に挑戦しました。

　この取り組みは当ＪＡが取り組む学校教育支援事業の一環。福島県花き振興協議会と協力し実施しています。平成２８年度は福島・安達・そうま地区の１９の小学校で実施しましたが、２９年度は伊達地区へ範囲を拡大し管内３０の小学校で花育コースを実施します。

　教室では同協議会取締役の阿部ひろみさんが生け花の歴史や七夕の由来について解説し、池坊の中塚イツ子さんが児童たちに生け方を指導。児童たちはダリアに関するクイズなどで花について知識を深め、用意された花を丁寧に生けていました。

　生け花を体験した児童は「普段できない体験ができてとてもよかった」「「初めてだったけど、自分なりにうまく生けれたと思う」と話しました。