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ひょう害桃を活用 商業高校生が六次化商品開発

2026.07.07

 福島商業高校(福島市)経営ビジネス科の3年生の生徒9人が、ひょう害を受けた桃を活用した六次化商品「桃シロップ」の開発に取り組んでいます。商品開発を行う同校の課題研究授業の一環です。

 班のメンバーの一人である太田月光さん(17)は、伊達市で桃を栽培している親戚から、ひょうの被害が深刻であることを耳にしました。太田さんがこのことを班のメンバーに伝えると、生徒たちから「福島の桃をPRして生産者を元気づけたい」「地域の農業を盛り上げたい」という声が上がり、ひょう害を受けた桃に付加価値をつけて販売しようと企画しました。

 生徒の思いに感銘を受けた当JA伊達地区本部が協力し、2日、ひょう害を受けた桃「はつひめ」10箱(1箱20玉)を生徒に贈呈しました。

 桃シロップへの加工は、規格外の果物を使って商品作りをするふくしま果樹加工考案室(福島県伊達市)が行います。完成したシロップは、15日・16日に開かれる同校の球技大会で、かき氷にかけて生徒自ら販売する予定です。

 桃を贈呈したJA伊達地区の渡邉弘克本部長は「ひょうの傷で商品価値がなくなってしまった桃も、味や品質は通常の桃と変わらない。生産者が丹精込めて育てた桃を少しでも多く販売したいと思っているので、高校生の思いがとてもうれしい。有効に活用してPRしてほしい」と話しました。

 生徒は、1年間を通して六次化商品の開発に取り組んでおり、伊達のあんぽ柿を使った商品開発も目指しています。売り上げは、今後の地元農産物を使った商品開発に活用する予定で、地域活性化の循環が期待されています。

  

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