当JA福島地区本部は1日、福島市内の圃場で新規就農者を対象に桃の予備摘果講習会を開きました。管内の就農3年目以下の25人が参加し、予備摘果の基礎や判断のポイントを学びました。
講習では、摘果の基本として「必要な実だけを残し、それ以外を間引くことで品質向上につなげる」考え方を確認しました。
予備摘果は満開後15〜20日頃に行い、不良果や生育の遅れた実などを早期に取り除くことで、養分の分散を防ぐ重要な作業であると説明しました。
また、果実肥大の仕組みにも触れ、落花後約30日間は細胞分裂が盛んな時期で、この間にどれだけ良い実に養分を集中させるかが大玉生産の鍵になると強調しました。
実技では、JA飯坂営農センターの藤山雄斗係長が講師を務め、「予備摘果で方向性を決めることが、その後の仕上げ摘果にもつながる」と話しました。
参加者は樹ごとの状態を確認しながら、着果位置や実の状態を見極めて摘果を実践し、熱心に取り組みました。
JAでは今後も段階的な講習会を通じて技術習得を支援し、産地全体の品質向上と担い手育成を図ります。次回は5月中下旬に仕上げ摘果の指導会を予定しています。







