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女性限定 梨摘蕾講習会

2026.04.08

 当JA福島地区本部は6日、同市内の梨畑で、女性農業者を対象とした初の梨摘蕾講習会を開きました。同管内は、フルーツ王国ふくしまを象徴する名産地として知られるが、近年は栽培者の減少や栽培面積の縮小が続いており、産地維持に向けた新たな技術継承の形が模索されています。
 管内の萱場地区で生産される萱場梨は、1886(明治19)年の栽培開始から140年の歴史を誇ります。吾妻連峰の麓という好立地が生む繊細な肉質と味は全国でも高い評価を受けています。しかし、産地を取り巻く環境は年々厳しさを増しており、JAでは現状を打開するため、指導資料の抜本的な見直しや、昨年から始めた新規就農者向け講習会の開催など、新たな取り組みを矢継ぎ早に進めています。
 こうした改革の一環として今回企画されたのが女性限定の講習会です。JAの通常の現地指導会でも女性の参加者は増えているが、より気軽に質問ができ、地域内の結びつきを深められる場を提供することで、技術向上と産地の活性化につなげることが狙いです。当日は10人の女性生産者が参加しました。
 講習では、福島県県北農林事務所とJAの営農指導員が講師となり、生育状況の説明に加え、摘蕾や防霜対策、人工授粉の要点など実演を交えて解説。参加者からは「疑問をその場で質問でき、大変勉強になった。今後も継続してほしい」との声が上がりました。
 同JAでは、今後も通常の現地指導会と並行して、女性限定の講習会を積極的に開いていく方針です。伝統ある梨の産地を守るため、女性の視点や柔軟な発想を取り入れながら、農家一人ひとりに寄り添った技術支援の充実に力を注ぎます。

 

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