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取り組みを総括 そうま天のつぶブランド育成プロジェクト

2017.05.10

 そうま地域産の天のつぶのブランド認知度向上のために産地づくりや加工品作りに取り組んできた「そうま 天のつぶブランド協議会」が9日、事業報告会をJAのそうま地区本部で開きました。関係者約30人が出席し、平成27年11月から取り組んできたプロジェクトへの理解を深めました。
 そうま天のつぶブランド育成プロジェクトはこれまで、キリングループの「復興応援 キリン絆プロジェクト」の助成を受けながら、現状分析に基づくブランド戦略の立案から、そうま産天のつぶをPRするための商品開発、販路拡大に向けたPR事業、産地形成に向けた振興大会の開催などに約1年半取り組み、4つの新商品開発や首都圏の大手卸6社との意見交換会の開催、100ha以上の栽培面積の拡大を実現しました。同時に、今後に向けた課題も見え、レギュラー米とプレミアム米を区別して農家の規模に応じて推進するなどブランド化に向けた安定出荷を目指していきます。
 協議会の濱田賢次会長は「協議会の立ち上げによって『天のつぶ』の知名度は上がったと思う。新しい取り組みを求められる農業において、今回のプロジェクトは変化をもたらす一助になったと思う」と話していました。
 ブランド協議会の目標は、平成31年までに天のつぶの作付面積を28年度の倍以上の1500haに拡大することです。

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