当JA伊達地区本部は23日、営農指導員の資質向上を目的とした研修会を開催し、柿の整枝・剪定作業を実施しました。
柿は、密植状態が続くと樹が開帳せず高木化しやすく、日照不足による花芽分化の遅れや果実品質の低下が課題となります。特に計画密植を行っている園地では、樹冠内部の夏場の受光状態や枝密度を事前に確認し、剪定作業に入る前に縮伐・間伐を計画的に進めることが重要です。
今回の研修では、遅延開心形を基本樹形とし、遠藤正弘営農指導員トレーナーの指導のもと、営農指導員5人が実践的に整枝・剪定作業に取り組みました。
参加した指導員からは「現場での実践を通じて、より効果的な剪定方法を学ぶことができた」との声が聞かれました。







