当ＪＡの新規就農者組織「アグリードみらい」は１０日、福島市のウェディングエルティで全体研修会を開きました。会員や福島県関係者、ＪＡ役職員など約６０人が参加し、持続可能で成長性のある農業の実現に向けて学びを深めました。

　研修会では、株式会社サンファームの須田直樹代表取締役が講師を務め「七転び八起き地域農業の可能性を信じて」と題した講演を行いました。須田代表は、農業経営における作業効率化や省力化の重要性について、自身の経験を交えながら紹介しました。

　また、同ＪＡの佐藤剛営農経済企画課長が、土壌分析の活用について説明。適正な施肥による健康な土づくりの重要性を強調し「土壌の状態を正しく把握し、適切な管理を行うことで、作物の品質向上や安定生産につながる」と呼びかけました。

　参加者からは「実践的な内容で大変参考になった。今後の農業経営に活かしたい」といった声が聞かれました。ＪＡでは今後も新規就農者の支援に力を入れていく方針です。