当JA伊達地区本部は10日、伊達市で営農指導員資質向上研修会を開き、キュウリ栽培におけるワクチン接種苗について学びましただ。JA職員など約10人が参加し、最新のウイルス病対策について理解を深めました。
研修会では、ベルグアース株式会社の担当者が、キュウリのウイルス病の現状とワクチン接種苗の効果について説明。今年度は各営農センターで露地キュウリのウイルス検定を実施し、主にCMV(キュウリモザイクウイルス)とWMV(スイカモザイクウイルス)が確認され、一部でZYMV(ズッキーニ黄斑モザイクウイルス)も見られたと報告しました。
質疑応答では、「耐病性品種でも発病するため、ワクチン接種苗の利用がより高い予防効果を発揮する」との説明がありました。
JAは、今後も指導員の資質向上を図り、地域農業の発展に努めていきます。








