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新ブランド「未来彩(mirairo)」発進 ジャム8種並ぶ

2017.04.29

  平成28年から6次化商品開発にかかる包括的連携協定を結んでいる、JAふくしま未来と銀嶺食品㈱で今年度から、統一したブランドの中で商品を開発・販売していこうと、新ブランド「未来彩(mirairo)」を立ち上げました。同ブランドのトップバッターとして29日、地域の農産物を使用した「未来彩のジャム」を発表。発表会をJAふくしま未来農産物直売所「ここら」矢野目店や「こらんしょ市」二本松店などJA管内の4店舗で行いました。
 ブランドのコンセプトは農業の6次産業化によって彩ある生活を創りだし、国産商品の流通拡大により未来まで彩ある生活をつなげていくこと。今後、地元の農産物を使い、リキッド状製品(酒、ドレッシング、ディップソース)からドライ状製品(グラノーラ、ドライフルーツ)までの幅広い加工を展開していく予定です。
 今回発表した「未来彩のジャム」は、林檎、イチゴ、桃、梨、ラ・フランス、いちぢく、プラム、米などの管内の果物、穀物を中心に各品目3~6種のジャムを開発していきます。29日から販売が始まったのは「りんごジャム」「りんご&シナモン」「りんご&バター」「りんご&カルバドス」「りんご&紅茶」「りんご&カラメル」「もも&バター」「ライスプディング」の8種です。管内(福島地区・伊達地区・安達地区・そうま地区)の直売所12店舗に専用ブースを設け、随時ラインナップを増やしていきます。
 ここら矢野目店で行った発表会にはJAの菅野孝志組合長、㈱銀嶺食品の岡﨑慎二社長、中央大学の杉浦宣彦教授が出席。菅野組合長は「地域の素材を使いながら色々な商品開発をしたい」とあいさつし、杉浦教授は「福島の名誉を回復する商品になる」と期待を述べました。会場ではジャムの試食振る舞いの他、玄米パン100個をプレゼントしました。また、ジャムに合わせて、各地区の特別栽培米を使用した4種類の玄米パン(福島地区のコシヒカリ、伊達地区のコシヒカリ、安達地区のひとめぼれ、そうま地区の天のつぶ)も同時に販売を始めました。
 発表会後、岡﨑社長は「今年はジャムの種類を整える年だと思っている。1年かけて商品のベースを作り、季節やニーズを見ていく。バラエティ豊かな商品が揃うことで、ギフトとして扱いやすく、広がりも見せて行くと思う」と話していました。
 「未来彩のジャム」はJAの農産物直売所各店で販売しています。1ビン140g入りで480円(税込)で、お土産にピッタリな専用のギフトボックスも用意されています。

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