伊達地区にら生産部会は3日、伊達市のみらいアグリサービス圃場にて、簡易定植機「ひっぱりくん」の実演会を開きました。当日は、日本甜菜製糖株式会社の渡部さんを講師に迎え、「ひっぱりくん」と、それに使用するペーパーポットの使い方について実演した。

　ニラ生産者を対象としたアンケートでは、「定植作業が最も大変」との声が多く寄せられており、今回の実演会が作業負担軽減の一助となることを期待しています。

　参加者からは、「個人で一式を揃えるのは金額的に厳しいので、近隣の生産者と共同購入したい。JAの育苗センターでこの苗を作ることで、苗質の均一化や収穫量アップ、省力化につながるのではないか」など、さまざまなご意見・ご要望をいただきました。