当ＪＡそうま地区管内で秋冬ブロッコリーの出荷がピークを迎えます。同地区では１０月中旬から出荷を開始。今年度、約５万㌜（１㌜６㌔）の出荷を計画しています。

　同地区では、２０１１年の東日本大震災以前から盛んにブロッコリーを栽培してきました。震災後、一時は収量が落ち込んだものの、ＪＡや市町村の支援を通して作付面積を拡大。収量も徐々に回復し、近年は若手の生産者も増加しています。

　今年は夏の暑さの影響を受け、病害虫の発生を防ぐために定植の時期を遅らせ、１２月上旬に出荷の最盛期を迎えます。

　２５日、ＪＡブロッコリー専門部会は、南相馬市の集荷場で秋冬ブロッコリー出荷目ぞろえ会を開きました。生産者や営農指導員ら約２０人が参加。収穫直前の栽培管理や出荷規格、販売情勢について確認しました。ブロッコリーの担当者は防除の徹底や適期収穫を呼びかけました。

　ブロッコリーは２月末まで出荷が続く見込みです。