ＪＡふくしま未来女性部伊達地区梁川総合支部は、自給野菜の普及を目指し、全８支部の部員を対象に「野菜作り教室」を毎年開いています。参加者には、野菜の種が配布され、講習会の中で種まきの実演のほか、実際に種まき行って持ち帰ることもでき、毎回参加者から好評を得ています。

　教室は４月１１日～１３日にかけて、支部ごとに８会場で開き、８支部合計で１８５人の部員が参加しました。前半は、作物ごとの適正酸度の保ち方や肥料のやり方など、野菜の植え付け時のポイントを中心に、野菜作りの基本を学び、後半は、配布されたカボチャ「ほっとけ栗たん」の種をポリポットにまく実演を行いました。支部によっては、実際に―自分で種をまいて持ち帰るところもありました。指導に当たったのは同町在住で土づくりマスターの八巻正好さん。八巻さんは「作物それぞれの特性に応じた栽培管理が大切」と、作物ごとに詳しく作り方を指導しました。