当JA福島地区もも専門部会は24日、福島市のホテルグリーンパレスで令和7年度もも専門部会栽培・販売反省会を開きました。生産者や市場関係者、JA職員など約40人が出席しました。
25年度産の栽培反省や26年度にむけての対策、25年度出荷実績、市場販売経過などについて協議。市場関係者からは出荷数量の増量、正確な産地情報の発信など要請がありました。
25年度産の桃の販売金額は約22億860万円(前年比76%)、出荷数量は655㌧(同75%)となった。早生品種「はつひめ」は、25㌧(前年対比137%)、5㌔平均単価も3139円(同108%)と高単価での販売で好評だった。一方主力品種「あかつき」は、高温の影響から着色が進まず園地では生理落果、軟果が多発した。しかし、早生品種から西日本エリアへの出荷を増やしたことで末端の荷動きを停滞させない取り組みを展開。消費者から本県産の増量を望む声が続きました。
JA福島地区もも専門部会の金子清高部会長は「順調に生育していたが天候に恵まれなかった。気候変動に合わせた対策、品種の見直しを検討してバランスよく出荷していきたい」と話しました。







