当JAは9日、合併10周年と国際協同組合年を記念し「食と農の大切さを知るフォーラム2025~日本の食と農の未来を考える~」を伊達市ふるさと会館MDDホールで開きました。組合員や地域住民、福島大学の学生ら約470人が来場。国消国産の重要性を再認識し、それぞれの立場から食と農の未来について考えを深めました。
フォーラムでは、記念講演やパネルディスカッションを行い、「日本の食と農の未来を考える」をテーマに、福島大学食農学類の小山良太教授がモデレーターを務めました。パネリストには米穀連絡協議会の遠藤義夫会長のほか、新規就農者組織「アグリードみらい」の菅野亮一会長、みやぎ生協・コープふくしまの野崎玲子地域代表理事、福島大学食農学類研究科の遠藤瑠乃さん、同JAの西幸夫常務理事が登壇。米の適正価格を巡る議論や、若手農業者の課題、消費者と生産者の連携強化など、多角的な視点から活発な意見交換が行われました。
来場者からは「食と農の現状や課題を知る貴重な機会。地域の未来を考えるきっかけになった。」との声が聞かれました。