当JA福島地区管内でリンゴの中生種「シナノスイート」と「陽光」の出荷が8日に始まりました。今年度、同地区では「シナノスイート」1万2000㌜、「陽光」2500ケ㌜(どちらも1㌜10㌔)の出荷を計画しています。
「シナノスイート」は甘みが強く、「陽光」はシャキシャキとした食感が特徴の品種。今年は夏の高温干ばつの影響で例年より小玉傾向だが、9月下旬から気温が低くなったことで、残暑が厳しかった昨年に比べて色づきは良好です。
7日、同地区管内7カ所で収穫指導会を開きました。福島市のJA湯野共選場には生産者約50人が集まり、生育状況や出荷規格を確認しました。リンゴの出荷を担当するJA飯坂営農センターの佐藤健児さんは「特にシナノスイートは果肉が成熟しているものも見られる。早めに収穫してロスが出ないようにしてほしい」と呼びかけました。出荷は10月下旬まで続きます。