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田んぼの学校でもち米収穫

2025.09.17

 福島県県北農林事務所と当JA東和支店、安達地区地域支援課は12日、二本松市立東和小学校の5年生を対象に「田んぼの学校」を開き、児童31人がもち米「こがねもち」の稲刈りを行いました。国が「つなぐ棚田遺産」に認定している「東和の布沢棚田」で実施。子どもたちは5月23日の田植えから、かかしづくりなどに取り組んできました。

 この取り組みは県の「ふくしまの農育」事業として、地域の水田や畑、里山などを活用し、食や命、農業農村地域、自然環境の大切さを学びます。福島県県北農林事務所が主催し、2023年度から「布沢の環境を守る会」と連携し、東和地区にある布沢棚田で実施しています。

 地元の「布沢の環境を守る会」のメンバーや県北農林事務所の職員、JAの石川重彦理事、菅野まゆみ理事や職員も児童と一緒に稲刈りに参加。あいにくの雨模様の中、児童は泥まみれになりながらも予定どおり稲刈り作業を終えることができました。

 「布沢の環境を守る会」の菅野正寿さんは「みんなが今日収穫したお米はおにぎりに換算すると約4500個分にもなる。布沢地域は里山に囲まれて水が豊富。暑い夏だったが豊作だ」と自然環境の大切さを伝えました。参加した児童は「稲刈りは初めてだったが、だんだん上手にできるようになって楽しかった」と笑顔で話しました。

 今後収穫したもち米は11月に脱穀、12月の収穫祭でもちつきとお米について学び、収穫の喜びを児童に楽しんでもらう予定です。

 

  

 

  

 

  

 

  

 

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