当JA安達地区本部は5日、本宮市と大玉村の圃場(ほじょう)でコシヒカリ適期刈り取り目ぞろえ会を開き、今年の米の収穫時期について検討しました。
生産者らが支部ごとに分かれ刈り取り時期を判断した。今年は、暑さの影響で生育が早まり刈り取り時期を知らせる旗を立て刈り取り時期を呼び掛けました。JA管内での今年のコシヒカリの出荷契約は約40万袋(1袋30㌔)。このうち同地区管内のコシヒカリの出荷契約は全体の約55%の約22万袋でJA管内の中でも同地区はコシヒカリの主要産地となっています。
同日には、生産者や、安達農業普及所、JA職員など約40人が参加しました。
経験や知識、技術を有する地域の中核農家である「農の達人」の伊藤一男さんは「暑さの影響もあり適切な時期の刈り取りを心掛けて高品質な米を出荷していこう」と呼び掛けました。
圃場では、参加者らが稲の状態や色味を観察し、積算温度などを加味して刈り取り時期について協議しました。
目ぞろえ会終了後には生産者らが支部ごとに分かれて刈取り時期を判断し目安となる旗をたてました。同地区のコシヒカリの収穫は9月20日ころから順次始まる予定です。