当JA福島地区でブドウの人気品種「シャインマスカット」の出荷が3日から始まりました。
2日には、出荷を前に同地区管内2カ所で収穫指導会を開き生産者約150人が参加しました。今年度のシャインマスカットは糖度20度を超えるものも多く甘い。JA担当指導員が生育状況や収穫適期を説明。収穫したサンプル品で出荷規格を確認しました。福島地区ぶどう専門部会の伊藤隆志部会長は「初めて出荷する生産者も規格を確認してほしい。糖度検査をして出荷している。福島産は間違いないと自信をもって届けていこう」とあいさつしました。
同地区では、JA独自の新規就農者支援「のれん分け方式」で新規就農者が増えここ数年で新規に作付けしたシャインマスカットが収穫できる成木となり出荷量が増加しています。
シャインマスカットは、9月中旬から出荷ピークを迎え、さらに市場流通が少ない12月ごろまで出荷が見込める冷蔵保存も随時開始する見込みです。
3日、共選作業を行い、県内や関東地方を中心に54㌜(1㌜5㌔)を出荷しました。