当ＪＡは２９日、梨のジョイントＶ字トレリス栽培の剪定指導会を、同栽培法を実証する南相馬市で開き、生産者や相双農林事務所、ＪＡ関係者ら１０人が参加しました。

　Ｖ字ジョイント栽培は、木を低い位置で横に誘引し、枝を斜め上に向かって成長させ収量増加と作業効率アップ、省力化が期待できます。

　この栽培方法を２０２０年から導入している伹野喜直さんの園地で開いた指導会では相双農林事務所の鈴木健斗技師が実証状況と今後の着果管理について説明しました。鈴木技師は「着果過多に注意し、樹をよく観察して適正な着果量にしてほしい」と話しました。伹野さんは「省力化が期待されていることもあり指導会で学び導入を検討してほしい」と呼びかけました。