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地元産小麦の生産へ 「麦ふみ」を体験

2017.04.03

 当JAと㈱銀嶺食品は現在、地元産の小麦生産に向けて取り組んでいます。福島市松川の㈱松川アグリと連携して、昨年の10月に約20aに「ゆきちから」を播種。2日には、関係者約10人で「麦ふみ」を行いました。
 麦ふみは苗を寒さや乾燥に強くし、成長を促進させるために行う作業です。最近では耐寒性品種やローラー使用が主流のため麦ふみを行わなくなってきていますが、今回は昔ながらの作業を体験することで地元産小麦に愛着を持つために実施することになりました。
 参加者は一列に並び、松川アグリの丹治紀市社長に教わりながら少しずつ麦の芽を踏みしめていきました。思った以上に足腰に響く作業で息が上がってしまう参加者もいましたが「現場で身体を動かすと楽しい。今後の収穫がワクワクする」と楽しんでいました。
 今後小麦は6月頃に収穫時期を迎える予定で、今年は約600㎏の麦が収穫できると見込んでいます。銀嶺食品の岡﨑慎二社長は「パンに使用するには全然足りない。今回の取り組みを起点としてもっと広い範囲で小麦を作りたい」と話していました。

 

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