当JAそうま地区管内でブランドカボチャ「黄色いハート」が収穫作業の最盛期を迎えています。今年度、同地区管内では4000㌜(1ケース10・5㌔)の出荷を計画しています。
「黄色いハート」はカボチャの切り口がハートの形になっていることから、JA全農福島が2002年に商標登録しました。品種はホクホクとした果肉と強い甘味が特徴の「九重栗」です。
半谷真知子さんと息子の勝範さんは南相馬市原町区で「黄色いハート」1・3㌶、約1800㌜を栽培しています。生分解マルチを使用し、環境に配慮して栽培を行っています。7月上旬から収穫が始まり、約1週間で収穫を終えるそうです。「風乾」と呼ばれる乾燥処理を行うことで病気による腐敗を防ぎ、糖度の高いカボチャに仕上げることができ、風乾を終えると表面を磨く作業が行われ出荷されます。
真知子さんは「カボチャの品質はとても良い状態。肥料や資材の高騰、気温が高い中で作業に取り組んでいる。この頑張りを価格に反映させたい」と意気込みを語りました。