当JA福島地区いちご専門部会は1日、福島市のウエディングエルティで2024年度イチゴ栽培販売反省会を開き、2024年度産のイチゴの販売数量は45・3㌧、前年比101%で販売金額が6294万円で同100・8%になった事を示しました。
24年度は県オリジナル新品種のイチゴ「ゆうやけベリー」が3年目とのこともあり同地区では栽培面積が前年度より5㌃増の29㌃と面積が拡大し、販売数量が約6㌧で前年比114・4%と出荷量も1割以上増加となりました。
反省会には部会員やJA同地区末永喜広役員代表、市場関係者、福島県県北農林事務所、JA担当者ら21人が出席。高温対策や病害虫対策、ゆうやけベリーの評価や流通についてなど25年度に向けて課題を協議しました。同部会の高橋正到部会長は「高温の影響もあり良い苗作りができなかったのでそれが少し収量に影響した。十分検討しながら生産に取り組んでいきたい」と話しました。