当JA管内産の桃の早生品種「はつひめ」の初せりが3日、福島市で開かれました。特秀16玉5㌔2ケースがそれぞれ10万円で競り落とされました。
福島市公設卸売市場の福島中央青果卸売で行われた初せりには、JA全農福島やJA、福島県くだもの消費拡大委員会、2025ミスピーチキャンペーンクルーなどが参加し、桃の出荷スタートをPRしました。
JA全農福島の菅野康徳県本部長は「今年は生育が順調で大変おいしい桃が出来上がっている。ぜひ消費者の皆さまに味わってもらいたい」とあいさつ。JAの三津間一八組合長は「暑い中農家の皆さまが育てた桃だ。農家の想いもくみ取って取引してほしい」と話しました。
10万円で取引したのは三協青果。桃2ケースは青木フルーツ株式会社に手渡され、郡山市のフルーツショップ青木本店と東京都池袋の東武百貨店で販売されます。青木フルーツの青木信博会長は「生産者の想いを届けるのが我々の使命。福島の生産者の想いを全国に届けたい」と話しました。
JA管内では主力品種「あかつき」が7月下旬から8月上旬にかけてピークを迎える予定です。