福島県が皇室や宮家へ献上するモモ「献上桃」が今年も桑折町産の桃「あかつき」に決まった。10日、同県からJAふくしま未来桑折営農センターへ献上桃決定通知書が交付されました。同町産の桃が選ばれるのは1994年から32年連続です。
町役場で開かれた献上桃決定通知交付式には、県北農林事務所の宍戸潤一所長、桑折町の髙橋宣博町長、JA半澤正志理事ら関係者が参加しました。宍戸所長から半澤理事へ決定通知書を手渡ししました。
半澤理事は「部会と連携して高品質な桃を献上したい。今後もJA、町が一体となり桑折町の桃の産地維持そしてPRしていく」とあいさつ。髙橋町長は「桑折町の桃を農家と共に歴史と文化を守り後世に伝えていきたい」と話しました。献上桃の選果・箱詰式は7月下旬に開かれる予定です。