当JA福島地区は9日、福島市のリンゴ園地でHTSの栽培管理指導会を開きました。
HTS(ハイブリッド・テクニカル・システム)は、根元に丸葉台、中間にわい性台を使用し、品種を接ぎ木することで、低コストで高品質のリンゴを栽培できる苗木で、JA福島地区は、リンゴ栽培の省力化の一環としてHTS栽培管理に取り組んでいます。
指導会には生産者やJA職員ら約30人が参加。同地区りんご専門部会の佐藤宏一部会長がHTSの特徴や生育段階に応じた手入れの注意点について説明しました。
佐藤部会長は「枝が下がらないよう早めに支柱をかけるなど注意して栽培管理に取り組んでほしい」と呼びかけました。