伊達市にある当JAの梁川共選場で、桃の選果設備新設竣工稼働式が14日に行われました。新設した設備は、現在の市場ニーズに対応する小型形態販売への対応や選果選別作業における労働力確保問題などを解決するために整備されました。
2007年より稼働した旧設備は、3系列で年間1000㌧の処理を可能にしてきました。新設備は、2系列に縮小したが、設備の機能性向上に加え、バーコードを利用した荷受け作業の軽減、排果作業の時間短縮と作業軽減により設備全体が効率化。年間1200㌧の処理量を計画しています。
竣工稼働式には福島県県北農林事務所の宍戸潤一所長や全国農業協同組合連合会福島県本部の菅野康徳本部長、行政やJA役職員ら約30人が出席しました。
数又清市組合長は「今年の桃は、心配された凍霜害の被害も無く順調に生育している。生産費調査に基づく単価を要請し、販売強化に力を入れることがJAの責務だ」と話しました。