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花粉採取・供給作業のピークを迎えた

2025.04.22

 当JAそうま地区では21日、梨の花粉採取・供給作業のピークを迎えました。花粉採取は剪定した枝から採取する方法と農家が自然に咲いた花蕾を持ち込み花粉採取する2種があります。2025年度は、純花粉3000㌘(30㌶分)を採取する計画です。梨栽培が盛んな同地区では、これまで輸入花粉を利用していたが25年から中国産梨花粉の輸入が停止。産地で花粉を確保しています。

 受粉樹をもたない生産者も多いことから国の「2023年度補正果樹農業強靭化緊急対策(花粉供給緊急対策事業)」を活用し、JAが花粉採取を支援し、安定的に花粉確保できる体制を整備しています。

 品種は「幸水」、「豊水」、「新興」の3品種の花粉を採取しています。花粉の採取は、生産者から預かった花蕾を葯採取機にかけ選別します。選別後は開葯室に入れて25度で36時間ほど保管することで開葯を促し、花粉を採取。剪定枝から採取される花粉に加え、自然開花による開葯によって、より多くの花粉を採取でき作業の分散と花粉の安定供給に期待ができます。

 現段階で前年度より1.5倍の採取が集まっています。梨の花粉交配作業は、各品種の開花に合わせ、同時進行で行われます。

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