当JA伊達地区本部と県北農林事務所伊達普及所は17日、管内5カ所の圃場(ほじょう)を巡回し、エンドウ類の生育調査を行いました。生育の進度や病害虫発生の有無を確認し、出荷計画を見極めます。
調査にはJA営農指導員や県北農林事務所伊達普及所普及員、など7人が参加しました。管内2地域のサヤエンドウ、スナップエンドウ、グリンピースそれぞれの圃場で、草丈や分枝数などを確認しました。
2025年度は平年並みで生育しており、適度な降雨と日射時間があることが要因と考えられます。
露地物の出荷開始は、サヤエンドウが4月末頃、スナップエンドウが5月初旬頃からと見込んでいます。
同地区の佐藤裕基営農指導員トレーナーは「病害虫の被害も少なく天候にも恵まれている。倒伏しないよう早めの誘引作業を指導していく。昨年は順調に生育が進んだものの、ほぼ前年並みの出荷量だったため、今年は前年を上回る出荷量となるよう、指導力を発揮したい。」と話しました。
調査は5月下旬まで定期的に実施し、生育状況を確認します。