新たな福島銘菓「あんぽ柿タルト」の開発、普及で、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故からの復興と福島県特産のあんぽ柿の消費拡大を図ろうと、「あんぽ柿タルト審査会」を9日、当JA北信支店で開きました。あんぽ柿タルト普及協議会の主催。福島市や伊達市などの県北地域の協力菓子店やレストランなどから、同JAのあんぽ柿を使った創作タルト23点が集まりました。金賞には(株)ウェディングエルティが選ばれました。
同協議会は同JAや福島中央郵便局、福島商工会議所、ホテルメトロポリタン仙台などで組織しています。「あんぽ柿タルト」を、福島名物の「円盤餃子」に次ぐ、新しい名物にすることを目的に同審査会を今年初めて開いた。2月には多くのタルトを手掛けてきたホテルメトロポリタン仙台シェフパティシエの粕谷友伸さんを講師に招き、協力菓子店やレストランの菓子職人に基本的なレシピを紹介していました。
同審査会には同協議会の浅野不二男発起人会長や当JAの菅野孝志組合長、関係者ら約40人が参加。粕谷さんや菅野組合長らが審査員となり、見た目、味、風味、価格の4項目を評価しました。
(株)ウェディングエルティの代表者は「あんぽ柿の風評払拭も兼ね、あんぽ柿タルトを多くの人に広めていきたい」と話しました。
金賞以外の結果は次の通り
銀賞=(株)奥会津彩の里、ニュー木村屋、Patisserie Sawada(澤田屋)
銅賞=(株)ウェディングエルティ(2作品出展)、昭栄堂菓子舗、菓誌工房 まるきーず、マザーヤマキ、(有)須田屋
△金賞に輝いた作品