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剪定講習会で傷害果対策学ぶ

2017.01.06

 福島市や当JAなどで組織する福島市園芸農産振興会は5日、りんご剪定講習会を福島市飯坂町の畑で開き、福島地区と伊達地区の生産者など約150人が参加しました。参加者は傷害果率が前年度の1.5倍となった今年度の実績を受け、自然災害に強いりんご栽培について学びました。
 当JAの主力品種「サンふじ」の今年度の出荷量は12月21日までで約2380㌧で、そのうち傷害果は約284㌧ありました。昨年を上回る傷害果率の原因の一つは、高温や台風などの自然災害によるサビやスレが増加したことです。そこでJAは今回、対策の一つとして、剪定講習会を開催しました。
 JAの佐藤宏一職員が「自然災害に強いりんご栽培」と「樹勢回復を促すりんご剪定」をテーマに実技を交えて説明。良い枝を見極めて剪定することを呼び掛けると、参加者は「来週から本格的に剪定を始めるので、講習会の内容を参考にしたい」と話していました。

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