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優良園主に剪定を学ぶ

2016.12.21

 福島市園芸農産振興会と当JA福島地区もも専門部会は21日、もも剪定講習会を福島市飯坂の園地で開きました。生産者やJAの営農指導員など約100人が出席し、元県指導農業士である樅山和一郎さんから高品質な桃を収穫するための剪定方法を学びました。
 樅山さんは飯坂町でさくらんぼやもも、りんごなどの果樹を448a経営している農家で、これまでに県の指導農業士や旧JA新ふくしまの桃専門部会長などを務めてきました。また、現在も当JAの理事としてJAや地域の農業を支えています。今回の講習会は、近年の桃の生育概況を踏まえ、高品質出荷に向けた対策を優良園主である樅山さんから学ぶために開催しました。
 樅山さんの剪定のポイントは「主幹を通して樹勢を維持すること」と「主幹に対して側枝を3本おいて収量をあげること」の2点。若木と成木それぞれで実演を行いながら「作業の重要度は剪定が6割、摘果が4割。一枝一果を基本に高品質な桃作りをして欲しい」と呼びかけました。

 

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