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凍み豆腐作り大忙し

2016.12.15

 福島市立子山の特産品である「凍み豆腐」作りが本格的なシーズンを迎えました。生産農家では凍った豆腐をワラで結わえ、干場に吊るす作業が急ピッチで進んでいます。凍み豆腐はお正月頃に最も需要が多く、今後3月頃まで生産は続きます。
 立子山の凍み豆腐作りは今年で100周年を迎えました。農閑期の仕事として広まり、多い時では70軒程の農家が生産を行っていました。現在では8軒で特産品を支えています。
 初期から凍み豆腐を支え続ける(有)清水食品では、11月から生産が始まりました。硬めに作った自前の豆腐を1センチほどの厚さに切り、1枚ずつ広げて冷凍庫で凍らせ、凍った豆腐は1連あたり4枚ずつパートの女性達が結わえていきます。結わえたら田んぼにある干場に吊るし、1週間から10日天日で干します。今年は天候の影響で平年より2週間程遅い11月29日から干し始まりました。
 40年以上凍み豆腐を作り続ける同社の髙根正武社長は「今年は雨の影響で作業が遅れたが、今後天候を見ながら生産量を調整していく」と話していました。

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