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農家の冬仕事 しめ縄作りで正月準備

2016.12.12

 福島市の指定無形民俗文化財の「三匹獅子舞」で知られる大波住吉神社で、11日、正月に飾る大しめ縄作りを行いました。同神社で300年以上前から続くこの時期の伝統行事です。作り上げたしめ縄は25日に、神社入り口の鳥居と本殿入口に飾られます。
 同神社の大しめ縄作りは毎年12月の初旬に行われます。地元のワラ約150束を使い、2本のしめ縄が作られます。
ワラ2、3本を麻ひもで編んで「薦(こも)」を作り、薦にワラを詰めて縄が作られます。その縄3本をひねり合わせ全長約3mの大しめ縄が完成します。
 福島市大波の神社本殿で行った大しめ縄作りには神社の役員など15人が参加。2台の専用の編み台を使い、手作業で6つの薦を編み、5人がかりで縄のひねり合わせを行ないました。しめ縄作りの参加者は「力を合わせてきれいに仕上がった。神社に飾るのが楽しみ」と話していました。




 

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