安達地区本部は2日、「安達地区おいしいお米コンクール」の最終審査を同本部で開きました。第1次、第2次審査を通過した上位5点の中から、あだたらドリームアグリ(株)の斎藤真治さんの出品した「コシヒカリ」が最優秀賞に選ばれました。
同コンクールは高品質・良食味米の生産技術向上やブランド確立を目的に開いており、今年は安達地区管内の生産者から「コシヒカリ」54点、「天のつぶ」5点合わせて59点が出品されました。
1次審査では穀粒判別機と食味分析計を使い、上位30点を選出。2次審査では、JA全農福島農業技術センターの食味分析機で上位10点に絞りました。
最終審査では伊藤昌廣専務や菅野徳一郎安達地区担当常務など関係者19人が審査員として、香りや粘りなど5項目を基準に2次審査の上位5点を審査。審査員たちは「僅差で評価するのが難しい」と話しながら、香りや味の違いを比べていました。
終了後には表彰式を行い、菅野常務が最優秀賞の斎藤さんや2次審査通過者9人に賞状や「お米の達人」の認定証を授与しました。
入賞者は以下の通りです。(敬称略)
最優秀賞 斎藤 真治
優 秀 賞 伊藤 一男(2品種入賞)
國分 閧夫
入 賞 菊地 利勝
佐々木 悟
武田 藤男
遠藤 実
阿部 新市郎
髙橋 信一