当ＪＡ女性部野田支部は、東日本大震災を振り返った文集「花笑み」を作成。このほど、国立国会図書館へ寄贈しました。

　花笑みでは「震災から１０年を振り返って」をテーマに、部員３４人や作成当時の野田支店 武藤恒雄支店長などがそれぞれ１～２ページほど執筆。当時の想いや、１０年間の想い、地球温暖化や気候変動災害に思うこと、女性部への想い、未来への希望などを、イラストや写真を使って約５０ページの冊子に仕上げました。また、タイトル「花笑み」は、花が咲いたような華やかな笑顔を表す大和言葉。満開の梨の花と女性部みんなの笑顔を重ねて、タイトルを付けました。

　野田支部 大内文子支部長は「１０年の間にはそれぞれにいろいろなことがあった。部員の気持ちがこもった１冊になっている」と話しました。

　国立国会図書館に納本された図書は、全国書誌データが作成され、国立国会図書館オンライン等で検索できるようになります。誰が・いつ・どんな資料を作成したかを誰でも手軽に知ることができます。さらに、納本された出版物は、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動記録として後世に継承されます。