当ＪＡ管内の原町みなみ幼稚園は２４日、南相馬市原町区の圃場でサツマイモの定植体験を開きました。同取り組みは、ＪＡそうま地区が食農教育の一環として毎年開催しています。今年の定植体験は、管内７園で実施し、作物の特徴や農業の楽しさを感じてもらうのが目的です。

　体験では、園児や保護者、先生３７人が参加し、サツマイモ「紅はるか」２４０本を定植しました。そうま地区地域支援課の高田優作さんが園児らに定植前の準備や定植の仕方について説明しました。

　高田さんは「サツマイモの苗は折れてしまうと育たないので、注意しながら植えましょう」と園児に呼びかけました。定植を体験した園児らは「土がフカフカだった。サツマイモが大きくなるのが楽しみ」と笑顔で話しました。定植したサツマイモは１０月頃収穫体験を行う予定です。