福島市立庭坂小学校は２７日、梨とお米の全校秋パーティーを小学校の体育館で開きました。秋パーティーは地域住民との交流や地域活性化を目的に、１０年以上前から続く行事です。今年も、まち探検の授業でお世話になった方、地域の見守り隊、学校評議員の方等お世話になった地域の方８人を招待し、児童手作りのゲームなどで交流を深めました。
　今年は、例年の秋パーティーと異なり、３～６年生の学習発表やクレープ作りを実施。学習発表では３年生が梨の生産について、４年生が環境について、５年生がお米について、６年生が自分の夢についてまとめた内容を来場者に発表しました。クレープ作りでは招待者や全校児童、保護者など約５００人が体育館に集まり、風評被害払拭を目的に校内で行った梨レシピコンテストの優秀作品となった「生クリームと梨のクレープ」、地元にある韓国料理店の「いやしカフェ」とコラボした「梨キムチのクレープ」、フランス料理店「ラ・ブランシュ」の田代和久シェフ考案の「エゴマ味噌と梨のクレープ」の３種類を作って味わいました。
　参加者は「地元の梨を中心に、地域が交流を深めていることが素敵だと思った。どのクレープも美味しかった」と話していました。