食農教育活動に取り組むＪＡふくしま未来は１１月１２日、伊達市立小国小学校の土曜授業の一環で開かれた「親子料理教室」で、旬の野菜「春菊」を使った料理教室を行いました。

　同小学校の調理室には、授業参観を終えた１年生～６年生までの全校児童２３人と保護者１９人が集まりました。調理開始を前に当ＪＡベジフルコーディネーターの職員が「栄養価が高く風邪の予防にも効果的な春菊を美味しくたくさん食べて健康な体を作りましょう」と呼びかけました。

　今回の教室では、旬を迎えた特産の「春菊」をふんだんに使った、「春菊餃子」と「春菊と玉子のスープ」の２品に挑戦。子どもたちは、ベジフルコーディネーターの説明を聞きながら、お母さんやお父さんと一緒に、春菊、白菜、シイタケのみじん切りに挑戦しました。みんな真剣な眼差しで餃子作りに取り組みました。春菊、白菜、シイタケに、ひき肉や調味料で仕上げた餡を餃子の皮で丁寧に包むと、フライパンに円盤状に並べ、焼き上げました。また、春菊とシイタケ、玉子の中華スープも作りました。

　出来上がった料理は、全員で会食し、子どもたちは自分たちで作った「春菊餃子」と「春菊と玉子のスープ」に大満足。調理前に職員の問いかけに「春菊はあまり食べたことがない」と話していた子どもたちでしたが、「餃子もスープもとても美味しかった」、「春菊を使ったほかの料理も作ってみたい」と感想を話しました。