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福島大学生農業者へヒアリング 地域への学び深める

2023.01.24

 福島大学食農学類の学生らは、地域の農業を支える農業者にヒアリングを行いました。農学実践型教育プログラムの一環で、県内9市町村をフィールドに学際的なアプローチで課題解決を目指します。

プログラムは同学類の専門領域4コースを横断しメンバーを編成。地域の食と農に関する課題に取り組み、人材育成を行います。

 今回ヒアリングに参加したのは同学類の2年生13人。石井秀樹准教授、服部正幸研究員が同行しました。農業者代表には、当JA管内のモモ農家大槻栄之さん、キュウリ農家佐藤清和さん、あんぽ柿農家鈴木耕治さんが参加。学生からのインタビューに答えました。

 学生らは、経歴や作物の栽培方法、各家の農業の歴史、地域農業の課題、大学への要望等をヒアリングしました。大槻さんは「地域の先輩や後輩とのつながりなど仲間ができたことで農業で頑張っていくきっかけができた」と話しました。佐藤さんは学生に対し「農家をやって福島県に貢献してほしい」と呼び掛けました。

 石井准教授は「伊達地域は県内一の農業生産を誇り、特記すべき特産品が多数ある。学生たちには現場の生の調査を学んで、地域農業の課題解決についてしっかり考えて欲しい」と話します。学生らは、今回の調査も踏まえて、次年度以降の調査の仮説や課題を構築します。

 

  

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