日本郵便の「ふるさと小包」で取り扱っているＪＡふくしま未来特産の冬の味覚「伊達のあんぽ柿」の第１便が１６日に全国の消費者に向けて発送されました。ふるさと小包では、郵便局のネットワークを活用して全国各地に届けます。同日には５０ケース（１ケース１２粒８００ｇ）が発送されました。

　ふるさと小包での取り扱いは２０１５年度から始まっています。１２月１５日時点での注文数は２０８４ケースで２３年１月２７日まで郵便局にて申し込みを受け付けています。今年はあんぽ柿が発祥から１００周年を迎えることから、記念式典の開催や地元の子どもたちへのあんぽ柿の普及活動などを行うことで、あんぽ柿を後世へ引き継いでいく取り組みを行っています。

　出発式はＪＡ農産物直売所「みらい百彩館んめ～べ」で実施。ＪＡの数又清市組合長や伊達市の谷口信高産業部長、日本郵便（株）福島県北部地区連絡会の髙島貞邦統括局長など関係者８人が出席した。数又組合長は「近日の寒さによって品質の良いあんぽ柿が出荷できている。次期の１００年を目指して日本郵便と連携をさらに強くしていきたい」とあいさつしました。

　出席者がテープカットを行い、郵便局員によるあんぽ柿の積み込み作業後、ゆうパックの第１便を見送った。