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農産物検査員の技術向上へ 農産物検査予選会

2022.12.08

 JAでは、農産物検査員の検査技術の向上と鑑定の統一を目的に農産物検査員による大会を毎年開いています。8日、当JAは、本宮市のJA安達地区本部で管内のJA農産物検査員による農産物検査予選会を開催しました。

 

 JA管内から農産物検査員42人が出場し、うるち玄米30点ともち玄米10点の計40点を鑑定しました。鑑定では、米の整粒割合によって1~3等級、規格外をつけていきます。予選会で優秀な成績を収めた検査員の中で金賞1人、銀賞2人、銅賞5人が選ばれ、計8人が1月27日に開催される福島県大会に出場します。

 

 予選会後には研修会も開き、水稲の生育状況や米検査の現状と問題点などを情報共有しました。JAでは、その年ごとに天候や害虫被害などの影響により米の質が変わることから、年に3回ほど研修会を開いています。JAの担当者は「研修会をこまめに実施してその年の傾向を知り、検査員の鑑定の統一を図ることが重要」と話しました。

 

  

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