当ＪＡ安達地区本部は１９日、二本松市の福島県男女共生センターで組合員対象の田んぼと畑の勉強会を開きました。同勉強会は毎年、ＪＡ取り扱い肥料や農薬、農業資材、農産物の栽培知識の理解を深めるために開催しました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、席の間隔を空けるなどの感染対策を徹底しました。

　同日は２２のメーカーが出店し、組合員９６人が参加。メーカー担当者が参加者らに会場に設置した展示ブースで商品サンプルやカタログなどを使用し商品を提案しました。

　また、ＪＡ全農福島と福島県農業総合センターによる講演会も開かれた。ＪＡ全農福島肥料農薬部の鈴木俊夫次長は水田除草の省力技術について講演。ドローンを使用した農薬散布の解説や実演会結果を報告しました。鈴木次長は「ドローンによる農薬散布は、圃場によっては効果が得られない場合もあるので注意が必要」と助言しました。

　講習会後には、各メーカーが３品ずつ持ち寄ったお楽しみ抽選会が行われ大盛況でした。