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東京農大生援農支援 あんぽ柿栽培手伝う

2022.11.15

 当JAと包括連携協定を結ぶ東京農業大学は、繁忙期を迎える生産農家の援農支援を始めました。2年生生48人が管内の農家組合員9戸を訪れます。当JAでは、コロナ禍で労働力不足を抱える農家への学生による支援を全面的にサポートします。同取り組みは、JA共済連の「地域・農業活性化積立金」を活用しています。

 期間は15日~18日、22日~25日の計8日間。あんぽ柿やリンゴ、長ネギ、ブロッコリーの4品目で、学生らは収穫、選別、出荷などの作業に当たります。

 14日、当JA本店で入校式を開催。数又清市組合長は「管内はJA取り扱い日本一の品目を4つ有している産地。作業の支援をして頂きながら、ぜひ良い研修につなげて欲しい」とあいさつ。学生らは農産業の留意点やそれぞれの生育概況、栽培マニュアルなどを資料で確認しました。

 伊達市であんぽ柿を栽培する佐藤孝一さんは、令和4年度約3㌧の原料柿を加工します。佐藤さんは「凍霜害の被害を受け今年は数量が少なくなっているが、人手は非常に助かる。真面目に作業を手伝ってくれていてとても頼もしい」と話します。

 佐藤さんは5日から原料柿の収穫を開始。20日頃まで収穫が続き、加工作業は今月いっぱい続きます。この日、学生らは皮むきを体験しました。

 神奈川県出身の松橋颯良さんは「大震災からの復興を経験する福島県の取り組みには学ぶべきところがあると思う。福島県の農業と6次産業を肌で感じたい」と意気込みを話しました。

 

 

  

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